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Engineer Life

June 26, 2020 By admin

シリコンバレーで通用する英語力 TOEICなら〇〇〇点

シリコンバレーで働いてみたいがどれくらい英語ができる必要があるのか知りたい。

本記事の内容

  • シリコンバレーで通用する英語力をTOEICやTOEFLに置き換えてみた
  • 英語を伸ばす戦略

この記事を書いている私ENGINEER LIFE管理人は、現在シリコンバレーでエンジニアとして働いています。

シリコンバレーで通用する英語力は

TOEIC900点後半は必要

シリコンバレーで仕事をする上ではTOEIC900点後半は必要かと思います。リスニングは満点程度が望ましいです。TOEFLでいえば100点が最低ラインでしょうか。

それでも苦労する

私が渡米する前の英語力が大体それぐらい(TOEIC900点中盤、TOEFL100点越え)ぐらいでした。私の場合、まずはMBAで2年間を過ごしましたが、授業についていくのにもかなり苦労しましたし、複数人での雑談はほぼ聞き取れず苦痛でした。MBAでの2年で多少は会話にもなれましたが、卒業後もやはりとても苦労しました。入社後3年が経ちますが今も苦労しています。

特に大勢の会議が厳しい

一対一で話す場面では聞き取れなかった際に聞き直せるので、相手もそれに応じて話し方を調整してくれます。問題は会議。特に大きい会議だと、自分が聞き取れなかったからと言って話を遮って聞くこともできません。また、大きい会議では他のチームメンバーやエグゼクティブなど、あまり普段話す機会の少ない人がいることが多く、こういった人たちの話す英語も聞き取るのが難しいです。

スピーキングはリスニングの苦労に比べればマシ

日本語のように伝えたい内容を正確に表現することはできませんが、表現を簡易なものに留めてさえいればある程度は伝えることはできます。また、できるだけスライドや絵を見せたりしてスピーキングにかかる負荷を下げることもできます。

リーディング、ライティングはどうにかなる

リスニング、スピーキングに比べれば、時間的な制約がないリーディングやライティングはやりやすいです。もちろん速く読んだり書いたりできる方が良いですが、リスニングやスピーキングのように意思疎通が取れなかった、ということはあまりおきません。

英語力でパフォーマンスがリミットされる感覚

確かに現状では仕事がなんとかこなせてはいますが、英語力に全体のパフォーマンスがリミットされている感覚が今でもあり、歯痒いです。

以上のような感覚を踏まえると、こちらで仕事をこなしていくためにはTOEICで900点後半、TOEFLで100点以上程度は必要かと思います。なので、こちらで働きたいと思っている方は、この辺りの点数を目標にされてはどうでしょうか。

仕事で通用する英語を伸ばす戦略

とにかくリスニングを重視する

シリコンバレーで仕事をすることを念頭に英語を勉強するなら、私はリスニングを重視することをお勧めします。理由はすでに述べていますが苦労するのは断然リスニングだからです。

実際に使われる英語を習得しよう

仕事で使うことを意識するので有れば、難解な単語を暗記することに多くの時間を割くよりも、平易だがネイティブが良く使う言い回しを学ぶことが良いかと思います。実際の会話や会議で難解な単語が出てくることは稀です(その分野での専門用語は別です)。私も、相手が言っていることが聞き取れなくて聞き返した際に、知らない単語が含まれていたために聞き取れていなかったというケースはあまりありません。ほとんどは平易な単語が繋がっていたり、省略されていたために聞き取れなかった、と言う場合がほとんどです。

YouTubeやPodcast、TED Talkがお勧め

YouTubeやPodcastで興味のある分野を聞いてみるが良いかと思います。自分が面白いと思う分野であれば楽しくやれますし続けやすいです。他にはTED Talkもお勧めです。TED Talkは自動生成ではない字幕がついているので、安心して字幕で聞き取れなかった所を確認することができます。

ただ聞いていてもリスニングは伸びない

ただし、ただ聞き流していてもリスニングはできるようにはなりません。リスニングができるようになるためには聞き取れなかったところがなぜ聞き取れなかったか確認する作業が必要です。ディクテーションやシャドーイングでは聞き取れなかった所が自分ではっきりと認識できるため効果があるのだと思います。

リスニングの勉強だけはリスニングは伸びない

また、効率的にリスニング力を向上させるにはリスニングの勉強だけではダメで、さまざまな勉強が必要です。例えば多読は英語を処理する速度を上げるトレーニングになりますし、単語力の強化もある程度は必要です。

一番大事なのは継続

やはり継続が大事です。私は本格的に英語学習を開始したのが学部3~4年生の頃でした。その頃は、研究室での実験や論文作成に加えて1日3時間くらいは英語学習に費やしていたと思います。メーカーに入社後も英語の勉強を続けましたし、またMBA受験前の2年間はさらに時間を投入しました。学部から渡米前まで10年近く続けたことになります。今でもまだ毎日英語学習に時間を費やしています。それでもまだ苦労はなくなりません。

シリコンバレーで働くことに興味のある方の参考になれば幸いです。

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  1. シリコンバレー エンジニア 要求されるレベルとは(後編) | Engineer Life says:
    July 9, 2020 at 5:34 am

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  2. エンジニアがMBAをとるメリット5選 | Engineer Life says:
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シリコンバレーで働く現GAFAエンジニア。東京大学→国内メーカー→海外MBA→GAFA(のうちの一つ)。海外就職・英語学習・働き方などについて発信します。

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