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Engineer Life

July 26, 2020 By admin

GAFAのエンジニアになるには(後編)

将来、GAFAでエンジニアとして働いてみたいが、どのようにキャリアを作っていけば良いのか知りたい。採用の際にどんなことが評価されるのか知りたい。

ー読者のギモン

この記事ではまず、GAFAのエンジニアとして採用される際に考慮されるであろう要素を5つ紹介し(前編)、次にそれらをクリアする戦略(後編)を紹介します。但し、本記事の内容は、筆者の経験、また周囲の人の経歴などを参考にしているに過ぎないので、あくまで一例として参考にするに留めてください。

本記事(後編)の内容

  • GAFAのエンジニアになるのに必要な要素 (前編)
    • 英語力
    • 語学力
    • 専門知識
    • 経験
    • コミュニケーション能力
  • GAFAのエンジニアになるためのケース別ストラテジー (後編)
    • 学生
    • 若手エンジニア 転職
    • 若手エンジニア 留学

前編はこちらから GAFAのエンジニアになるには(前編)

この記事を書いている私ENGINEER LIFE管理人は、現在GAFA(のうちの一つ)本社でエンジニアとして働いています。

GAFAのエンジニアになるためのケース別ストラテジー

学生の場合

現在、日本の大学に在籍している場合、私なら以下のステップを踏みます。

  1. アメリカへ留学
  2. 狙いの企業でインターン
  3. 本採用

これらのステップをオススメする一つ目の理由は、日本の大学から直接GAFA本社を狙うのに比べて一つ一つのステップのハードルが幾らか低くなることです。少なくとも私の周りでは、日本の大学から新卒でGAFA本社にきた、というのは聞いたことがありません。また、二つ目の理由としては、留学期間やインターンを通して、GAFA本社採用の際に必要となる、英語力、専門知識、コミュニケーション能力を鍛えることができます。

アメリカへ留学

このステップでは英語力や異文化への適応といった、採用の際にも鍵となるスキルを磨くことができます。また当然、大学・大学院でのクラスや研究を通して専門知識、経験も身に着けることができるでしょう。

狙いの企業でインターン

日本の大学からGAFA本社にインターンするのは、スキル、VISAといった観点で、容易ではないでしょう。アメリカの大学からであればCPTという制度でVISAを取ることが可能ですし、留学期間中に英語力を磨くチャンスもあります。また、大学への説明会といった、企業との接点もアメリカの大学の方が日本の大学よりも多く、その点でも有利だと思います。

本採用

インターンで狙いの企業に潜り込めれば、本採用は圧倒的に有利になります。本採用の場合、書類審査や面接で評価をされることになりますが、通常の日本人の英語のスキルを考えると特に面接を突破するのは非常に困難かと思います。

一方でインターンで働くチャンスがあれば、そこで成果を出しさえすれば良いです。多少、英語でのコミュニケーションに難があったとしても、時間と労力をその分、投入すれば十分に挽回可能だと思います。

若手エンジニアの場合(転職)

現在、日本の企業に在籍している場合、転職で目指すなら以下のステップを踏みます。

  1. GAFA本社に関わりのある企業に転職
  2. GAFA本社に転職

このステップをオススメする理由は、学生の場合と同じように一つ一つのステップのハードルが幾らか低くできることです。

また、このパターンではGAFA本社採用で要求される英語力や専門知識を鍛えることができ、また本社でのポジションに直接関連する経験を積める可能性があります。

GAFA本社に関わりのある企業に転職

GAFA本社に関わりのある企業とは以下のようなイメージです。

  • GAFAのベンダー、サプライヤー
  • GAFAの同業
  • GAFAの日本支社

私の周りでも、これら以外のところから転職して来ているケースはほとんど聞いたことがありません。

GAFAのベンダーやサプライヤーは日本の企業も多く、まずはそこに転職し、そこでGAFAに関わる仕事をやり遂げる、というのもとても有効なステップかと思います。

GAFAの同業というのは、会社全体として同業という意味ではなくGAFAの一事業を見たときに同じような業務をしている会社、ということです。例えばFacebookのOculusに関わる仕事がしたいのであれば、別のVR企業にまずは転職してみる、といったところでしょうか。ソニーでPlaystation VRに関わったり出来ればとても魅力的だと思います。

GAFAの日本支社も有効な手段だと思います。日本支社であれば、英語力は本社よりも要求度は低くなると思います。また、生活面でも不安は少ないでしょう。日本支社で本社と関わるような業務を行い、成果を出せれば、本社に異動する機会は出てくるのではないでしょうか。私の周りにもこのパターンで本社に異動した方を何人か知っています。

若手エンジニアの場合(留学)

これは私が実際に通ったルートです。上記二つのパターンの混合という感じでしょうか。現在働いてはいるけど、まずは留学でアメリカに行ってしまうということです。

メリットや具体的なステップは”学生の場合”で述べた通りです。

一方で、デメリットは会社を辞めて無収入になってしまう、という点でしょうか。

これに関しては二つの攻略法があるかな、と思います。

社費制度を活用する

一つは社費制度を使って留学するパターンです。日本の企業の中には社費で留学をさせてくれるところもあると思います。近年はより席が少なく競争率はとても高いと思われるので、難易度は低くないですが、チャレンジしてみるのも良いでしょう。

奨学金を活用する

もう一つは奨学金を獲得するパターンです。海外留学を積極的にサポートしている奨学金財団は国内にも複数あります。財団によって対象者が異なるので、募集要項をしっかりと確認する必要がありますが、応募できる財団が見つかれば、応募してみるのも良いでしょう。

というわけで今回は以上になります。GAFA本社での待遇や働き方については以下の記事に書いています。気になる方はぜひ読んでみて下さい。

リンク シリコンバレーエンジニアの年収【公開します】

リンク シリコンバレー 働き方 良いところ4選

リンク シリコンバレーで働く魅力3選

Filed Under: Career

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  1. GAFAのエンジニアになるには(前編) | Engineer Life says:
    July 26, 2020 at 8:42 pm

    […] GAFAのエンジニアになるには(後編) […]

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シリコンバレーで働く現GAFAエンジニア。東京大学→国内メーカー→海外MBA→GAFA(のうちの一つ)。海外就職・英語学習・働き方などについて発信します。

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