English | Engineer Life https://engineerlife.org Tue, 08 Dec 2020 11:05:11 +0000 en-US hourly 1 https://wordpress.org/?v=6.5.3 エンジニアに英語力は必要か? https://engineerlife.org/engineer-english-need/?utm_source=rss&utm_medium=rss&utm_campaign=engineer-english-need https://engineerlife.org/engineer-english-need/#comments Tue, 18 Aug 2020 05:00:45 +0000 https://engineerlife.org/?p=257 「エンジニアに英語力は必要なの?どういうメリットがあるの?英語の勉強をしているけどどれぐらい出来るようになればいいの?」このような疑問に答えます。
【本記事の内容】
・エンジニアが英語力をつける必要性 メリット3選
・エンジニアはどの程度英語ができると良いのか
・どのように英語を身につけるか

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エンジニアに英語力は必要なの?どういうメリットがあるの?英語の勉強をしているけどどれぐらい出来るようになればいいの?

一読者のギモン

本記事の内容

  • エンジニアが英語力をつける必要性 メリット3選
    • アクセスできる情報が広がる
    • 海外絡みの仕事に関われる
    • 海外就職のできる
  • エンジニアはどの程度英語ができると良いのか
  • どのように英語を身につけるか
  • まとめ

この記事を書いている私は、日系メーカーでエンジニア職を5年経験したのち退職、海外MBA留学をし、MBA卒業後はGAFA本社でエンジニアとして働いています。

エンジニアが英語力をつける必要性 メリット3選

アクセスできる情報が広がる

英語が読めたり、聞けたりすることでアクセスできる情報が広がります。

Web上にある情報や書籍、論文等英語の方が圧倒的に量がありますし、質の高いものもあります。また最新の技術情報も英語で発信されることが多いです。

例えば、プログラミングをしている際、問題を解決するためにGoogleで検索することがあるかと思います。Rubyなど日本発の言語であれば日本語での情報が豊富でむしろ英語よりもあるかもしれませんが、通常は英語での情報の方が多いです。検索では見つからなかった情報も英語では簡単に見つかったりもします。

また、Podcastで情報収集する際も、英語だとコンテンツが豊富です。私はWall Street Journal Techをよく聴いていますが、同じ鮮度の情報を日本語で得るのは難しいです。

このように英語ができればアクセスできる情報が広がります。それにより学びも多くなりますし、日々の業務のレベルも上げることができると思います。

海外絡みの仕事に関われる

特に外資系企業で働いていたり、外資との取引がある場合、英語でのやりとりが発生する場合があります。その際に英語力がしっかり身についていればスムーズに業務を遂行することができます。

私はGAFAの本社で働いていますが、日本の企業と仕事をすることがよくあります。日本の企業とのミーティングも基本的に英語で行うのですが、その際に英語が聞き取れない、喋れないメンバーが日本の企業側に大抵います。その場合、都度確認の作業をする必要が発生します。逆に英語でのコミュニケーションがスムーズにとれれば、そのような作業が発生しなくてすみます。

このように英語ができれば、スムーズに業務を遂行することができます。

海外就職できる

英語ができれば海外就職も視野に入ってきます。もちろん、英語さえ出来れば海外で職が見つかるという意味ではありません。日本で日本語が出来るという理由だけでは職が見つからないのと同じで、海外で職を見つけるには英語以外の専門性が必要です。ここではエンジニアとして既に専門性を持ち合わせている人を前提として話をしています。

エンジニアの海外就職の利点は圧倒的に待遇が良い、という点です。私はもともと国内のメーカーでエンジニアとして働いていましたが、5年間働いたのち退職し、MBA留学しました。そして卒業後、GAFAの本社に就職しています。年収では国内メーカーの時と比べて転職直後に3倍ほどにはなりました。国内メーカーでこの金額に到達するのはなかなか難しいと思います。待遇についての詳しい内容は以下の記事に書いています。

シリコンバレーエンジニアの年収【公開します】

どの程度できると良いか

どの目的で英語を使うかによって要求されるレベルが異なります。

例えば、英語の資料にアクセスできるようになるというのは最も要求レベルが低く、TOEICのリーディングで400点取れれば、ある程度ストレスなく英語の資料が読めるようになると思います。海外とのメールのやり取りもおそらくそのレベルで十分にこなせると思います。

電話でのやり取りや会議となると要求が上がります。TOEICリスニングは450以上、もしくはほぼ満点レベルが必要です。私はTOEICリスニングはほぼ満点(490点)でしたが、渡米語のネイティブ同士の会話には全くついていけませんでした。

海外就職を目指す場合はTOEICは900点程度は必要かと思います。読み書きは問題ないでしょう。問題はリスニング、スピーキングで、特にリスニングはTOEIC L満点でもかなり苦労すると思います。

海外で働くのに必要な英語力については以下の記事に詳細を書いています。

エンジニアが海外で働くために必要な英語力とは

どのように身につけるか

英語力は一朝一夕にはつきません。特に海外就職を目指すレベルであれば数年レベルの継続が必要です。私は継続しやすい学習かどうか、を基準に勉強方法を選んでいました。私が海外就職を実現するために行った英語学習についてはこちらの記事で紹介しています。

【実例】海外就職レベルの英語力を獲得する方法

まとめ

いかがだったでしょうか。個人的にはエンジニアが英語力をつけるメリットは大きいと思っています。アクセスできる情報や活躍できるフィールドが広がることでエンジニアとしての価値は飛躍的に上がると思います。

また、英語については過去にも記事を書いています。

海外でのキャリアに興味のある方へは以下の記事もおすすめです。

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https://engineerlife.org/engineer-english-need/feed/ 3
【実例】海外就職レベルの英語力を獲得する方法 https://engineerlife.org/oversea-english-study/?utm_source=rss&utm_medium=rss&utm_campaign=oversea-english-study https://engineerlife.org/oversea-english-study/#comments Sun, 09 Aug 2020 17:58:19 +0000 https://engineerlife.org/?p=228 「海外就職を目指しているが、英語に関して不安がある。海外でやっていけるレベルの英語力をつけるために何をどれくらいやれば良いのか知りたい。」このような疑問に答えます。
【本記事の内容】
・海外就職レベルの英語力を獲得する方法
 ・多読
 ・多聴
 ・単語 etc.

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海外就職を目指しているが、英語に関して不安がある。海外でやっていけるレベルの英語力をつけるために何をどれくらいやれば良いのか知りたい。

一読者のギモン

前回の記事エンジニアが海外で働くために必要な英語力とはではどのような英語力が要求されるか、について解説しました。それを念頭に、この記事では、私自身どのように、海外で働けるレベルの英語を習得したのか、について解説します。

本記事の内容

  • 【実例】海外就職レベルの英語力を獲得する方法
    • 多読  ★★★★★
    • 多聴  ★★★
    • 単語  ★★★
    • 英会話 ★★★★
    • 発音  ★★★★
    • 英作文 ★★
  • まとめ

この記事を書いている私ENGINEER LIFE管理人は、日系メーカー退職後、海外MBA留学をし、MBA卒業後はGAFA(のうちの一つ)本社でエンジニアとして働いています。

【実例】海外就職レベルの英語力を獲得する方法

ここでは私が海外就職するまでに行った英語学習をおおよそ時系列にまとめました。また、海外就職の経験をもとに、改めておすすめ度を評価しました。

  • 多読  ★★★★★
  • 多聴  ★★★
  • 単語  ★★★
  • 英会話 ★★★★
  • 発音  ★★★★
  • 英作文 ★★

多読

おすすめ度 ★★★★★

英語学習を本格的に開始した大学生の頃にメインで取り組んだのが多読です。まずは100万語を読むことを目標にし、最終的には700万語ぐらい読みました。結果として英語の基礎力をつけられたと思います。

多読学習初期には以下のようなGraded Readerと呼ばれるシリーズをかたっぱしから読みました。Graded Readerは難易度に応じてレベル分けしてあって、自分のレベルに合った教材を見つけることができます。

  • Penguin Readers
  • Oxford Bookworms
  • Cambridge English Readers
  • Macmillan Readers

多読をする上では自分に合ったレベルの教材を選ぶ、というのはとても大事で、継続できるかはこの教材選びにかかっています。私は、辞書を使わなくてもストーリーが追えて楽しめるレベルの教材を選んでいました。

これらを一冊読む毎に語数を記録して、進捗を管理していました。これらの本はサイトで語数を検索することができます。私は以下のサイトを使用していました。

SSS書評 http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_130.jsp

多読を700万語やり終える頃にはTOEICが600ぐらいから900点ほどになりました。この多読により英語を英語のまま理解していけるようになりました。英語を英語の順序で理解する回路はリスニングでも同様に利用されるようで、これによりリスニングの能力も格段に上がりました。

多聴

おすすめ度★★★

多読を開始してしばらくしてから多聴にも取り組み始めました。教材は多読と同じGraded Readerから開始しました。結果、リスニングの底上げになりました。

教材は多読で実際に読んだものから手をつけました。多読で読んだ後なので、ストーリーを推測でき、ついていきやすくなります。わからない英語をひたすら聞き流すのはオススメしません。わからないものをわからないままにしていても上達はしないからです。多調をするのであれば、頑張ればついていける程度のちょうど良いレベルが必要です。私のお勧めは多読で読んだ教材を、多聴で使うというものです。

多聴を続けていった結果、TOEICのリスニングのセクションは490点まであげることができました。

単語

おすすめ度★★★

多読、多聴をしばらく進め、教材のレベルが少しあがってきた段階で、単語の強化を開始しました。Graded Readerの入門レベルでは語彙で困ることはありませんでしたが、中級レベルになってくると、少しづつ知らない単語が出てきたからです。

教材はアルクのSLV12000を使って、片っ端から単語カードを作っていきました。エビングハウスの忘却曲線の理論にしたがって定期的に復習する、というアプローチをとっていました。

アルク SLV12000 https://www.alc.co.jp/vocgram/article/svl/

単語カードが3千枚、5千枚と増えてくると、持ち運ぶのが大変になってきたので、全て電子化し単語復習ソフトを自作しました。このソフトでは、覚えられていない単語を重点的に出題する、というアルゴリズムを組み込み、復習を効率化しました。今であればAnki等のappが色々とあると思うので、その辺りを利用するのも良いと思います。

Anki https://apps.ankiweb.net

12000語をやり終えた段階ではTOEICにおいてはあまり語彙で困らなくなっていました。また、こちらで働いていて感じるのは、それほど難しい単語は業務中にはあまり遭遇しないということです。1万語以上一旦覚えてしまえば、それ以降はそれほど時間をかけなくても良いとは思います。

英会話

おすすめ度★★★★

TOEICで900点台に到達した後は、MBAの受験に向けてTOEFLの対策を意識し始めました。TOEFLにはSpeakingのセクションがあるので、とりあえず、オンライン英会話を開始することにしました。

オンライン英会話にはRarejobを選びました。一番大手で価格もリーズナブルだったからです。1日に30分のセッションを4つこなす、一番ボリュームのあるコースをやりました。1~2年ほどは続けたと思います。

https://www.rarejob.com

一日2時間の英会話を毎日繰り返したことで、英会話に対する苦手意識がなくなりました。実務で使っていくことを考えるなら、やはり英会話は効果的だと思います。

発音

おすすめ度★★★★★

私はTOEFLのスピーキング対策として発音に手をつけました。スピーキングの対策として開始したものの、実際にはリスニング力向上にもつながったと思います。

発音できない音は聞き取ることができない、というのはまさにその通りで、自分で発音できるようになってくると、不思議と英語がクリアに聞こえるようになりました。

発音の向上はスピーキング、リスニングを共に向上させる効果が見込めるので早めに着手しても良いかと思います。

英作文

おすすめ度★★

TOEFLのライティング対策をやりました。

英語の文章の型を覚える、という意味では意味が合ったと思います。英語の文章には明確に型があって、それに沿って文章が構成されてなければなりません。

例えば、第1パラグラフでは主メッセージとそれをサポートする3つの根拠の要約。第2、3、4パラグラフではそれぞれで3つの根拠の詳細。第5パラグラフでは再度主メッセージ。といった具合です。

確かに、英語の文章の型に慣れるという意味ではやる価値はあったかと思いますが、実務においてライティングで困るケースは少ないので、おすすめ度は★★としました。

まとめ

前回の記事エンジニアが海外で働くために必要な英語力とはではとにかくリスニング最重要、ということを述べました。私がこれから海外就職を目指すなら、よりリスニング重視の勉強計画をすると思います。今回おすすめ度を高く評価した項目はどれもリスニングを向上させるのに効果的なものです。これから海外就職を目指す方の参考になれば幸いです。

また、英語については過去にも記事を書いています。

海外でのキャリアに興味のある方へは以下の記事もおすすめです。

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https://engineerlife.org/oversea-english-study/feed/ 3
エンジニアが海外で働くために必要な英語力とは https://engineerlife.org/engineer-english-level/?utm_source=rss&utm_medium=rss&utm_campaign=engineer-english-level https://engineerlife.org/engineer-english-level/#comments Sun, 02 Aug 2020 18:04:55 +0000 https://engineerlife.org/?p=222 「エンジニアとして海外就職を目指しているが、英語に関して不安がある。どれくらいの英語力が要求されるのかを知りたい。」このような疑問に答えます。
【本記事の内容】
・エンジニアが海外で働くために必要な英語力とは
 ・リスニング  要求度 ★★★★★
 ・スピーキング 要求度 ★★★★ etc.

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エンジニアとして海外就職を目指しているが、英語に関して不安がある。どれくらいの英語力が要求されるのかを知りたい。

一読者のギモン

この記事では、エンジニアが海外で働く際に必要となる英語力はどの程度なのか、リスニング、スピーキング、リーディング、ライティングそれぞれについて解説しています。

本記事の内容

  • エンジニアが海外で働くために必要な英語力とは
    • リスニング  要求度 ★★★★★
    • スピーキング 要求度 ★★★★
    • リーディング 要求度 ★★
    • ライティング 要求度 ★★
  • まとめ

この記事を書いている私ENGINEER LIFE管理人は、現在GAFA(のうちの一つ)本社でエンジニアとして働いています。

エンジニアが海外で働くために必要な英語力とは

リスニング、スピーキング、リーディング、ライティングがそれぞれ、海外で働く場合にどれくらい要求されるか、または苦労するかについて解説します。海外就職を考えている方は、どのスキルを伸ばすべきかの参考にしてみてください。

リスニング

要求度 ★★★★★

目標レベル TOEIC L495 TOEFL iBT L25

周りを見てもそうですが、日本人が海外で働く場合、リスニングで最も苦労するはずです。ですので、要求度は最も高く、最重要です。目標レベルはTOEICリスニング満点、TOEFL iBTでリスニング25点としました。私はこのレベルで渡米し、2年の留学を経験したのち現地採用で海外就職を果たしました。

この目標レベルくらいの方が海外で働いた場合、どのような感じになるかというと、以下のような感じです。

  • よく話をする相手(上司、チームメンバー)となら一対一で会話がなんとか成り立つ。聞き返し等は必要。
  • 会議になるとディスカッションについていくのはとても困難。特に大きな会議で顕著。

私の場合は2年の留学があったので、英語そのものやディスカッションにある程度慣れた状態で就職することが出来たので、それに助けられました。それでもリスニングでは入社当初かなり苦労しましたし、就職後3年たった今でも十分ではありません。

海外就職を目指すのであれば、リスニングを中心に勉強計画を立てた方が良いと思います。

スピーキング

要求度 ★★★★

目標レベル TOEFL iBT 23

リスニングよりはマシです。なぜなら、スピードはこちらがコントロールできるし、プレゼンなどのシチュエーションでは事前練習も可能だからです。目標レベルはTOEFL iBT スピーキング23点としました。

この目標レベルくらいの方が海外で働いた場合、どのような感じになるかというと、以下のような感じです。

  • よく理解できている仕事内容については辿々しくも説明できる。
  • ミーティング、プレゼンも少し準備をすれば乗り切れる。
  • 事前準備範囲外の質問がくるとうまく回答できない。
  • 理解の薄い内容、担当でない内容についての説明がうまくできない。
  • ちょくちょく聞き返される。
  • たまにスルーされる。

リスニングよりはマシとはいえかなり苦しみます。ミーティング等でうまく説明できないと、スルーされ、悔しい思いをすることもあるかもしれません。

リスニングと合わせて重要ですので、発音や英会話等、リスニングと共に強化する勉強を組み込むことをお勧めします。

ライティング

要求度 ★★

目標レベル TOEFL iBT 20

リスニング、スピーキングと比べると一気に要求度は下がります。目標レベルはTOEFL iBT W20点としました。私はTOEFL W28点程度とっていました。英語そのものよりもビジネスに適した文章を作れるか、という点が大事かもしれません。

要求度が下がる理由は、リスニングやスピーキングと違い、ライティングはOfflineでの作業となるからです。単語や文法もその都度調べれば良いです。また、難解な英作文をしなければならないシチュエーションはほぼありません。メールでのやりとりは簡易な英語で良いのでそんなに困りません。

試験で点を取らないといけない、という状況でもない限り、英作文を海外就職のために勉強する、というのはあまり必要ではない気がします。

むしろ、レポートやプレゼン資料を効果的に作れるか、といったスキルの方が重要な気がします。レポートやプレゼンが論理的に構成されている、説明が簡潔、要約が的確、といったことです。これらのスキルは英語そのもののトレーニングとは言えないかもしれませんが、やっておいて損はないと思います。

リーディング

要求度 ★★

目標レベル TOEIC Reading 400 TOEFL iBT 20

最後をリーディングとしました。正直そんなに困ることはないです。業務の中で、うんうん悩むような文章が出てくることはほぼありません。またライティングと同様、Offlineでできる作業なので、分からなければ少し時間をかけて読んだり、調べたりすることは出来ます。業務を効率的に進めるのに、早く読める、読み疲れない、という意味で鍛えておくに越したことはない程度です。

ただし、ミーティングでブリーフィングがその場で配られて、その場で読まないといけない、というような特殊な状況が想定される場合は、重点的に訓練しておいた方が良いかもしれません。

まとめ

今回の記事のメインのメッセージは、とにかくリスニング最重要、という点です。私がこれから海外就職を目指すなら、よりリスニング重視の勉強計画をすると思います。これから海外就職を目指す方の参考になれば幸いです。

私自身どのように、海外で働けるレベルの英語を習得したのか、についての記事を近々アップしようと思います。出来次第、こちらにリンクを貼ります。

また、英語については過去にも記事を書いています。

海外でのキャリアに興味のある方へは以下の記事もおすすめです。

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シリコンバレーで通用する英語力 TOEICなら〇〇〇点 https://engineerlife.org/sv-english/?utm_source=rss&utm_medium=rss&utm_campaign=sv-english https://engineerlife.org/sv-english/#comments Fri, 26 Jun 2020 04:38:17 +0000 https://engineerlife.org/?p=86 「シリコンバレーで働いてみたいがどれくらい英語ができる必要があるの?」このような疑問に答えます。
【本記事の内容】
・シリコンバレーで通用する英語力をTOEICやTOEFLに置き換えてみた
・英語を伸ばす戦略

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シリコンバレーで働いてみたいがどれくらい英語ができる必要があるのか知りたい。

本記事の内容

  • シリコンバレーで通用する英語力をTOEICやTOEFLに置き換えてみた
  • 英語を伸ばす戦略

この記事を書いている私ENGINEER LIFE管理人は、現在シリコンバレーでエンジニアとして働いています。

シリコンバレーで通用する英語力は

TOEIC900点後半は必要

シリコンバレーで仕事をする上ではTOEIC900点後半は必要かと思います。リスニングは満点程度が望ましいです。TOEFLでいえば100点が最低ラインでしょうか。

それでも苦労する

私が渡米する前の英語力が大体それぐらい(TOEIC900点中盤、TOEFL100点越え)ぐらいでした。私の場合、まずはMBAで2年間を過ごしましたが、授業についていくのにもかなり苦労しましたし、複数人での雑談はほぼ聞き取れず苦痛でした。MBAでの2年で多少は会話にもなれましたが、卒業後もやはりとても苦労しました。入社後3年が経ちますが今も苦労しています。

特に大勢の会議が厳しい

一対一で話す場面では聞き取れなかった際に聞き直せるので、相手もそれに応じて話し方を調整してくれます。問題は会議。特に大きい会議だと、自分が聞き取れなかったからと言って話を遮って聞くこともできません。また、大きい会議では他のチームメンバーやエグゼクティブなど、あまり普段話す機会の少ない人がいることが多く、こういった人たちの話す英語も聞き取るのが難しいです。

スピーキングはリスニングの苦労に比べればマシ

日本語のように伝えたい内容を正確に表現することはできませんが、表現を簡易なものに留めてさえいればある程度は伝えることはできます。また、できるだけスライドや絵を見せたりしてスピーキングにかかる負荷を下げることもできます。

リーディング、ライティングはどうにかなる

リスニング、スピーキングに比べれば、時間的な制約がないリーディングやライティングはやりやすいです。もちろん速く読んだり書いたりできる方が良いですが、リスニングやスピーキングのように意思疎通が取れなかった、ということはあまりおきません。

英語力でパフォーマンスがリミットされる感覚

確かに現状では仕事がなんとかこなせてはいますが、英語力に全体のパフォーマンスがリミットされている感覚が今でもあり、歯痒いです。

以上のような感覚を踏まえると、こちらで仕事をこなしていくためにはTOEICで900点後半、TOEFLで100点以上程度は必要かと思います。なので、こちらで働きたいと思っている方は、この辺りの点数を目標にされてはどうでしょうか。

仕事で通用する英語を伸ばす戦略

とにかくリスニングを重視する

シリコンバレーで仕事をすることを念頭に英語を勉強するなら、私はリスニングを重視することをお勧めします。理由はすでに述べていますが苦労するのは断然リスニングだからです。

実際に使われる英語を習得しよう

仕事で使うことを意識するので有れば、難解な単語を暗記することに多くの時間を割くよりも、平易だがネイティブが良く使う言い回しを学ぶことが良いかと思います。実際の会話や会議で難解な単語が出てくることは稀です(その分野での専門用語は別です)。私も、相手が言っていることが聞き取れなくて聞き返した際に、知らない単語が含まれていたために聞き取れていなかったというケースはあまりありません。ほとんどは平易な単語が繋がっていたり、省略されていたために聞き取れなかった、と言う場合がほとんどです。

YouTubeやPodcast、TED Talkがお勧め

YouTubeやPodcastで興味のある分野を聞いてみるが良いかと思います。自分が面白いと思う分野であれば楽しくやれますし続けやすいです。他にはTED Talkもお勧めです。TED Talkは自動生成ではない字幕がついているので、安心して字幕で聞き取れなかった所を確認することができます。

ただ聞いていてもリスニングは伸びない

ただし、ただ聞き流していてもリスニングはできるようにはなりません。リスニングができるようになるためには聞き取れなかったところがなぜ聞き取れなかったか確認する作業が必要です。ディクテーションやシャドーイングでは聞き取れなかった所が自分ではっきりと認識できるため効果があるのだと思います。

リスニングの勉強だけはリスニングは伸びない

また、効率的にリスニング力を向上させるにはリスニングの勉強だけではダメで、さまざまな勉強が必要です。例えば多読は英語を処理する速度を上げるトレーニングになりますし、単語力の強化もある程度は必要です。

一番大事なのは継続

やはり継続が大事です。私は本格的に英語学習を開始したのが学部3~4年生の頃でした。その頃は、研究室での実験や論文作成に加えて1日3時間くらいは英語学習に費やしていたと思います。メーカーに入社後も英語の勉強を続けましたし、またMBA受験前の2年間はさらに時間を投入しました。学部から渡米前まで10年近く続けたことになります。今でもまだ毎日英語学習に時間を費やしています。それでもまだ苦労はなくなりません。

シリコンバレーで働くことに興味のある方の参考になれば幸いです。

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